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concept

 

原宿のキャットストリート外れにある、古着店の内装の計画。

 

地下店舗でありながら、通りから良く見える階段室を有しているのがここの特徴と言える。

 

地下店舗という条件より『来店客を地下店舗へと引き込む工夫』と、

ショップオーナーの意向より『さまざまな年代/ジャンルの商品の販売』が今回の計画には求められた。

 

天井高さ7mを超える階段室には、通りからのアイキャッチとなるオブジェを配置。

 

鉄筋キューブによって構成された高さ6m強のオブジェは、流れるように店内へと続き、商品ディスプレイのための什器となる。

 

商品は年代/ジャンルごとにゾーニングをし、それぞれの特色を強く感じられるよう計画している。

一部の商品は、2m四方のブース内に。

その他の商品は、ブースを配置したときに生まれる、店内外周部のスペースにディスプレイした。

 

ブースは三角屋根で閉じ、各ブースごとに内部の仕上げを変え、

店内外周部のスペースはブース同士の距離を調整し合うことで、各ゾーンの独立した空間性を高めようと試みた。

全てのブース外装は、構造強度を考慮しラーチ合板を使用。白く染色を施した。

 

店内の壁、天井も白く塗装、床は既存のモルタル仕上げに防塵塗装をするだけの控えめな仕上とすることで、

ゾーン間の通路部分をニュートラルな場所とし、各ゾーンへ向かう前に一度気持ちをリセットできるような構成を意図している。

 

ブースに設けた開口、ブース同士により生み出される隙間を介しその先に見える商品が、

次のゾーンへの期待感を感じさせてくれるのではないかと考えている。

 

さまざまな年代/ジャンルの商品が揃う店内では、若年層から高年層の様々な人々が気の向くままに徘徊し、交差し合う。

今までの古着店には少ない、様々な意味でボーダレスな店舗を目指した。

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少年JUNK

住所:東京都渋谷区神宮前3-26-25

用途:古着店

内装設計:岡野学/スタジオ201アーキテクツ

オブジェ:井口雄介(アーティスト)

壁画:小林千絵子(アーティスト)

施工:株式会社ティーエルピー

フロア:地下1階

床面積:103m2

竣工:2013年6月

写真:長谷川健太